送料は1点につき1,000円です。30,000円以上ご購入で送料無料!(一部対象外品あり)

リフォームとリノベーション|違い/注意点/おすすめの施工場所。

今回は、リフォームとリノベーションの違いや依頼するときの注意点、おすすめの施工場所についてご紹介します。

リフォームとリノベーション

リフォームとは住宅の改築や改装のこと。
英語の「reform」から来ていますが、こちらは実は「改心する、改正する」といった意味になります。
住宅改築・改装の意味でリフォームというのは和製英語なんですね。
日本語の住宅リフォームに該当する英語はなんと「renovation(リノベーション)」です。

ですが、現在日本では「リフォーム」「リノベーション」のどちらも使われていますよね。
どのように使い分けられているのでしょうか。

現在、住宅業界では各ハウスメーカーによって混同されている場合もありますが、
リフォーム:経年劣化などを部分的に新築に近い元の状態に改修すること(マイナスを0に戻す)
リノベーション:物件を住みやすいように作り変え、価値を高めること(マイナスまたは0を1以上にする)
のように使い分けられることが多いです。

例えば、リフォームでは浴室やトイレなどの水回りのリフォームを考える方もよくいらっしゃいますが、水回りは特に経年劣化が目立つ部分なので新しいものに取り換えたりします。

リノベーションはもっと広い範囲で行われることが多く、例えばキッチンをアイランドキッチンに変更したり、仕切りを取り払ってリビングを広くしたりなど住む人の生活がより快適になるような工事が行われます。

ただ、その違いは非常に曖昧で明確な線引きはしづらいのが現状ではあります。
今回は、上記を前提としてリフォームとリノベーションそれぞれについてご紹介していきます。

リフォーム

リフォームのメリット

工事期間が短く、コストも抑えることができる。

部分的かつ元の状態に戻すリフォームは、リノベーションと比較して工事期間は短く、コストも抑えられる場合が多いです。

リフォームのデメリット

間取りの制約が多いこと。

部分的な改修を行うリフォームは、大きく間取りを変更することはほとんどありません。
今ある間取りの中で設備の入れ替えなどを行うのが一般的。
そのため例えば、「壁付けキッチンをアイランドキッチンに変更したい!」「浴槽を広く変更したい!」といったご要望を叶えるのはリノベーションの域になります。
今ある間取りの中で最善のものに変更するのがリフォームです。

リノベーション

リノベーションのメリット

自分好みの設計に合わせた空間を作れること。

リノベーションのメリットとしては何といっても好きなように空間設計ができることです。
既存の部屋や間取りにとらわれることなく、自分たちが暮らしやすいよう希望を叶えることができます。

新築を購入するよりは中古のリノベーションはコストを抑えることができる。

リフォームよりは高額になることの多いリノベーションですが、新築物件を購入するよりは中古物件を購入しリノベーションをしたほうが価格を抑えられ、最寄り駅へのアクセスが良くなることも。


物件の選択肢が増えること。

家を買おうとした場合、新築のみだと希望のエリアで自分の好きな物件を探すのはとても難しいです。
実際、何年も物件探しをしている方もいたりします。
その点、中古物件のリノベーションも視野に入れると選べる物件数が広がります。

リノベーションのデメリット

中古物件の場合築年数が長いため、耐震工事が必要になることも。
建築基準法の改正により、現在の耐震基準を満たせていない物件もあります。
1981年が1つのポイント。
1981年以前に建築確認を受けた建物の場合、新耐震基準を満たせていない場合があるため確認が必要です。
もし追加の耐震対策が必要となり、場合によっては新築よりも費用がかかってしまう、なんてことも起こりえます。

構造によってはできないこともある。

リノベーションでは間取りなど好きに空間設計ができることをメリットとして挙げました。
ただ、建物の構造によってその範囲が限られる場合があります。
例えばマンションの場合は、
・上下、隣の部屋に影響が出ない範囲での改修
・取り除けない柱がある
・管理規約よって改修に制限がかかることもある
などです。
 
こうやって見てみると、すでに住んでいる物件を改築・改装する方はリフォーム、 住み始める前に行う場合はリノベーションとも言えるように思えますね。
そのくらいリフォームとリノベーションの意味の使い分けは曖昧になっています。

実際のリノベーション現場

リノベーションの現場にお邪魔した際の写真をご紹介します。
こちらの現場はマンションの一室を総取り換えしているのでリノベーションですね。

|内装解体後の様子(洗面・浴室)

フルリノベーションを行うときは、配管も丸出しになります。
まずは今あるものを取り外すことから始まります。

|床のリノベーションの様子(リビング・洋室)

今回は、二重床にするため支持脚を設置していく様子です。
二重床にすることで、配管のお手入れや交換が楽になります。

|ユニットバス設置後の様子(浴室)

ユニットバスが設置されました!
キッチン、トイレ、お風呂などの水回りの中でまずはユニットバスが施工されるのは新築と同じ流れですね。

|システムキッチン設置と壁の様子(キッチン・リビング)

棚類が抜けた状態のキッチンは普段見ることがないので違和感があります。
また、リビングの壁の内側も見ることができました。

|クリーニング前の様子(洋室・キッチン)

養生などが取れ、工事も終わりに近づいてきています。
この後は室内クリーニングを行い、きれいにしていきます。

リフォーム・リノベーションの注意点

事前の打ち合わせはしっかりと!

終わってから「想像と違った」「もっとこうしたかった」などと思いたくないですよね。
リフォーム業者とはもちろんのこと、家族内でもお互いが譲れないポイントや現在の不満をあらかじめ話し合ったうえで進めていきましょう。

予算を決める!

リフォームが始まると、より良くしたいと思ってしまいがちです。
あらかじめ調べて、ある程度の予算を立てることでどんどん見積もり金額が上がってしまった!なんてことを避けられます。
予算立てが難しい方は見積もりをいくつかの会社に依頼するのも良いです。

信頼できるリフォーム業者を選ぶ。

リフォーム業者を選ぶ際にも予算を決めておくことは大切です。
予算内で最適な納得のいく提案していただけるかも判断材料となります。
また、依頼する施工と同じ工事の実績がどのくらいあるかも確認しておくといいでしょう。

リフォーム(リノベーション)におすすめの場所・4選

今回はフルリノベーションの現場を見学しましたが、
全体を改装することが難しい場合も、自分が特に気になっているところだけ修繕するリフォームもぜひご検討ください。
住設機器や建材はハイスペックな商品もどんどん出ており、普及品でも数十年前とは機能が大きく違っていることもたくさんあります。

補修をおすすめする場所を4か所ご紹介します!
※記載の金額はあくまでも目安となります。間取りやお施主様の希望によっては前後しますので、参考程度にご確認ください。

浴室

 費用:50~150万円前後


水回りは変更するとかなり印象が変わります。
ほっからり床など冬場のひんやりを軽減する商品も。
実は、リフォーム・リノベーションをしたい場所ランキングでも上位に入ってくるのが水回りです。
 

 費用:5~50万前後


家の断熱性能に大きく関わってくる開口部。
窓の断熱性能が低いと、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。
窓のリフォームを行うと、室温も快適な温度を保つことができ、冷暖房の使い過ぎを防げます。
内窓の後付けから窓全体の交換など様々な方法があります。
 

トイレ

 費用:10~50万円前後


こまめに掃除をしていても、どうしても汚れが落ちにくくなり黄ばみや黒ずみが気になるトイレ。
経年による汚れとはいえ、気になる方も多いのではないでしょうか。
最近のトイレはそもそも汚れがつきにくい素材(Panasonicのスゴピカ素材など)だったり、 フチをなくして死角をなくすことで汚れがたまりにくくなったり(TOTOのフチなし形状など)と改良が進んでいます。
 

外装

 費用:50~300万円前後


戸建の場合、外装や屋根の塗装、雨樋の交換などメンテナンスに関わるリフォームも検討してみてください。
普段の暮らしではあまり必要性を感じないかもしれませんが、タイミングを逃して劣化が進んでしまうと いざ不具合が出て改修を行う際に高額になってしまうことも考えられます。
必要な部分をしっかりと見極めてリフォームの優先順位を決めてください。

いかがでしたか?

おすすめの場所もいくつかご紹介させていただきました。
ただ、結局は住んでいて気になっている点をリフォームするのが1番満足度が高いと思います。
満足のいくリフォーム・リノベーションになりますように!
管理規程で決められた防音指定(LL-45)などの支持脚も販売していますので、 施主支給をお考えの際はぜひジェイリライフでの購入もご検討ください。

浴室リフォームにおすすめ!あんからプラス

関連記事

  
【部屋別】バリアフリー    【フクビ】簡単!浴室リフォーム特集
リフォームのポイント
・・・ジェイリライフ会員募集中・・・