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【LIXIL】住まいStudioでこれからの家を体験!

先日「誰でも分かる!断熱材とは?」の記事の中で、断熱性能によって家の温かさや涼しさに差が出るという話をしました。
LIXILの住まいStudioで断熱性能による違いを体験することができる、ということで今回は実際に体験してきた様子をレポートしていきます!
 

Studio-冬-

まずは冬の寒さを体感していきます。
外が0度の時に、室内の温度は家によってどんな違いがあるのでしょうか。

1.昔の家
昔の家は、入るとすぐに床側が冷えているのを感じます。
窓に触れてみるとかなり冷たさが伝わります。
暖房をつけている部屋でも足元が冷えているのを感じます。
暖房の部屋からトイレ等に移動するとかなり寒く、長くはいられないなという感じでした。

2.今の家
次に今の家に移動すると、窓のや壁の断熱性能が上がり、昔の家に比べると薄っすら寒いくらいでした。
ただ、それでも壁面や窓付近に近付くと冷たさを感じました。
トイレなどエアコンをつけていない部屋は昔の家と変わらないくらい寒かったです。

3.これからの家
最後に、これからの家に移動すると、室内は暖かいなと感じるほど外からの空気がシャットアウトされていました。
スリッパを脱いでも床も冷たく感じず、快適に過ごせる温度でした。
しっかり外からの寒さが防がれているのを感じました。

そして、なんとこれはどの部屋も暖房の温度は同じ温度に設定されています。
そもそもの家の断熱性能の違いでここまで差が出ることに驚きました!
外は0℃になっています。
それぞれの家で、窓を触ってみると外の寒さがどれだけ伝わっているかが分かります。

サーモカメラで見てみよう

実際に3部屋の温度の違いをサーモカメラで比較したものが上の画像です。
(左下:昔の家 右下:今の家 上:これからの家)
外の温度は0.6度に設定されており、どれだけ部屋の温度が違うのかが一目瞭然ですよね。
左上にかかれているのが年間で必要となる暖房費です。
昔の家:¥28,000>今の家:¥13,000>これからの家:¥7,000
昔の家とこれからの家では実に4倍もの差が出ているのですね!

3部屋の温度差比較

また、温度についても昔の家は上下や部屋間の温度差が大きく、その差は最大12.7℃!
それに比べてこれからの家は部屋間の温度差が4.4℃。
断熱性能の向上によって温度差がかなり小さくなっています。
どの部屋にいても過ごしやすく1年を通して室内で厚着する必要もありません。

3部屋のエアコン消費電力比較

上の画像は外から見た各部屋のサーモカメラの映像となります。
昔の家は窓が真っ赤で、せっかく温めた部屋の温度が窓から出て行ってしまっていることが分かります。
一方でこれからの家は、窓の断熱効果が高く、暖かさがあまり漏れていないのが見て取れます。

昔の家に比べ、これからの家は75%も消費電力を削減できているので、
エアコンの性能が同じでも、壁や窓の断熱効果がいかに大切かが分かる比較となりました。

家の断面図

先ほど寒さ・暖かさを体感した家を横からばっさり切ってみてみると、実は中身や使用する材料に大きな違いがあったことが分かります。
昔の家は断熱材が入ってはいるものの50㎜で、窓もアルミサッシを使用しています。
一方今の家は断熱材が85㎜になり、窓も複層ガラスの高性能窓を使用。
これからの家はLIXILのスーパーウォール工法を取りいれており、断熱材がグラスウールから硬質ウレタンフォームに。
厚みも100㎜にかわっています。

こうして比較すると、分かりやすい断熱材の厚みの違いだけでなく、使用する素材の違いでかなり断熱性能に違いが出るのが分かりました。
それでも家のサイズは変わることなく性能が高まっているのがすごいですよね。
こうして次々と性能の違う部屋を比較することは普段できないので、明確に違いが分かる良い体験となりました。

続いては日差しを体験する夏ブースへ移動します。

Studio-夏-

次のブースはスタジオ夏。日差しの違いによる部屋の温度変化を体感できます。
また、暮らす中で日差しとうまく付き合う工夫も教えていただきました。

南の日差し

まずは南の日差しです。
かなり眩しくじりじりと暑い光が部屋に入ってきます。
南の日差しはベランダに日よけを設置したりするなどして、冬に暖かさは部屋に取り入れつつ、夏暑くなりすぎない工夫があると良いです。
寒い時は日差しの力で部屋を暖めたいからか日本では南向きの家が人気ですが、夏は日よけ等でせっかく下げた部屋の温度を上げない工夫があると良いですね。

西の日差し

次は西からの日差しのシミュレーションです。
西からの日差しは部屋に差し込む時間は短いですが太陽の高さが低いため、シェードなどで効果的に温度の上昇を防ぐ必要があります。
四季によってうまく太陽の熱を取り入れたり遮ったりするのが大切なことがよく分かりました。

また、夏は屋根・天井の断熱が不十分だと天井を通って熱気が降り注ぎ、不快に感じる割合が多くなるそうです。

Studio-窓-

次は素材による熱の伝わりやすさを比べてみます。
アイスクリームにつけられたスプーンは、左からそれぞれ樹脂とステンレス・樹脂のみ・ステンレスのみで作られたものです。
上のサーモカメラの映像で分かるように、樹脂部分はアイスクリームの冷たさが響きにくくなっています。
一方オールステンレスのスプーンはアイスクリームの冷たさがスプーンの柄に伝わって握るととても冷たいです。
素材によって熱の伝わりやすさは違うため、それぞれの場所によってベストな選択は何なのかを選ぶ必要がありそうです。
 

暖房室と非暖房室の温度差

エアコンのついている部屋とついていない部屋、扉を開けると冷たい空気が流れ込んでくることがありませんか?
家の断熱性能を高めると、そういった部屋ごとの温度も差をなくしていくことができます。
部屋ごとの温度差があると心配になるのがヒートショック。

ヒートショックとは気温の変化によって血圧が上下することで心臓や血管の疾患が起こることを指します。
この血圧の乱高下に伴い、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。
入浴中の死亡事故はなんと交通事故の4倍にも上るのだそうです。
その原因の多くはヒートショックによるものであると考えられています。

断熱効果を高め、各部屋の温度差を縮めていくことで、ヒートショックなどの重大な事故も減らすことができます

35年間の生涯住居費比較

断熱性能が良いほうがいいことは分るけど、価格が高いのではないか、と思いますよね?
断熱性能の高い「これからの家」を建てた場合、最初の建築費は「今の家」より高くなってしまうものの、
35年住み続けた場合、試算ではありますが生涯住居費は安くなります
費用面だけでなく、断熱性能が高い家だと体調不良が改善するというデータもあり、健康に過ごせるのも魅力的ですよね。

いかがでしたか

予約制ではありますが、実際に体験できて分かりやすいLIXILの住まいStudio。
コロナ禍でテレワークが増え、「家で快適に暮らすこと」を重要に思う方も多くいる中で今の住まいやこれから住む家について考えるいいきっかけになるのではないでしょうか。
家づくりを計画中の方は、家電だけではない、快適さを体感できるいい機会になると思います。
ぜひ一度行ってみてくださいね。

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