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ターナー色彩のカラースパイス

今回は、ターナー色彩のカラースパイスにお邪魔しました。
自分でペイントする時には、仕上がりがどのようになるか心配ですよね。
そんな時こちらのカラースパイスを訪れると、色味を実際に試すことができます。

今回は、ジェイリライフでも販売しているカフェ板に 人気のワックスや塗料を塗っていった様子をお届けします!

カラースパイスとは?

ターナー色彩株式会社は、多彩なラインナップをそろえる絵具・塗料の総合メーカー。
そんなターナーの塗料サンプルがディスプレイされており、実際の色の質感や使い心地を 体感できるのが色のショールーム「カラースパイス」です。
行ってみるとものすごい量の塗料やペイントグッズが並べられており、見ているだけでワクワクします!
今回は、安価でDIYしやすく人気のカフェ板(URL)を使って、質感や色付きを試してみます。
カフェ板は、杉の板なので赤っぽかったり白っぽいところがあるのが特徴です。

OLD WOOD WAX/Antique Wax

まずは、人気のウォルナット色のオールドウッドワックスとアンティークワックスでどんな違いがあるのか塗ってみましょう。
OLD WOOD WAX(オールドウッドワックス)
 木目が活きるワックス。古材のような雰囲気に仕上げられるのが特徴です。
Antique Wax(アンティークワックス)
 固めのワックスのため、刷り込むときに圧をかけて使用します。
 その分、オールドワックスより艶感がでるのが特徴です。

OLD WOOD WAX!

準備するもの:ワックス/カフェ板/やすり(80-240番くらい)/ニトリル手袋/ウエス
やすりで表面に傷をつけていきます。
この時つけた傷がワックスを塗った後もよく見えていたので、 木目に沿ってやすりがけをするといいかと思います。
手袋をはめてウエスにワックスを取り、そのまま板に塗り込んでいきます。
ワックスと言えば匂いが強いイメージですが、マスクをしていたとはいえ こちらのワックスはほとんど匂いが気になりませんでした。
今回の板のサイズだと写真ほどの1回取った量のワックスで充分なくらい伸びが良いです。
新しいウエスに取り換え、余分なワックスを拭き取っていきます。
拭きすぎて色が落ちるということはないので、しっかりめに拭き取って大丈夫です。
そのまま1~2時間ほど置けば完成です。

Antique Wax!

準備するもの・順序ともにオールドウッドワックスと同じです。
写真を見て分かるように、アンティークワックスの方がかなり固めのワックスです。
固めなので、面積当たりで使用する量も多くなりました。
そのため、何度かワックスを取って少しずつ塗り広げていきました。

塗り終えて比較

実際に塗り終えてみると、それぞれが、その名前の通りの仕上がりになるのを感じました。
オールドウッドワックスの方が古材っぽくなり、アンティークワックスは艶感のある仕上がりです。

無臭柿渋

日本古来の染料と言われる、柿渋も今回塗ってみました。
柿渋は近年天然素材の安全性が見直される中で、再び注目を集めています。
ターナー色彩の無臭柿渋は、柿渋の欠点である匂いを現代の技術で解消し、使いやすくしました。
今回はカフェ板に塗りましたが、布を染めることもできます!
カラースパイスには1度塗りから4度塗りまで行ったサンプルも置かれていました。
重ね塗りをすることでこんなにも色に差が出るのですね!
これも日が経つに連れて少し色が濃くなっていっているとか、、?

早速塗ってみます。
準備するもの:無臭柿渋/やすり/刷毛/カフェ板/塗料を入れる容器
カフェ板をやすりがけした後、無臭柿渋を容器に出し木目に沿って塗ります。
木が塗料をはじいたらひとまずはそれ以上は入らないという目安です。
ウエスで表面の細かい気泡やムラを均一になるように余分な柿渋をふき取ります。

2~3日置いて乾燥させ、2回目を塗ります。
1度塗りだと色付けという意味合いが強く、保護という柿渋本来の用途だと2~3回は塗る必要があります。
日光にあたって酸化することで色が濃くなるので、「ちょっと薄いかな?」と思う程度で塗るのをやめておいた方がいいです。
また、1日置かずに塗り重ねると、ムラになりやすいので失敗のもと!ご注意ください。

ESHA

国産木部用自然塗料「ESHA(エシャ)」。
素材の温かみを引き出し、木材に浸透し、強化・保護します。
今回はスタンダードなクリアオイルを塗ってみたいと思います。

用意するもの:ESHA/カフェ板/ニトリル手袋/やすり/刷毛/ウエス
カフェ板をやすりがけして、刷毛にオイルを取り、塗っていきます。
余分なオイルをウエスでふき取りっていきます。
圧をかけて染み出たオイルもしっかりふき取ります。
8時間以上置いて重ね塗りをします。

※注意!※
オイルのふき取りに使用した布ウエス、刷毛はそのまま放置すると自然発火する恐れがあります。
使用後は重ねず、安全な場所で焼却してください。すぐに処分できない場合は、水に浸してください。
刷毛は十分に塗料を落とし、乾燥させてください。
いかがでしたか?
それぞれのワックスやオイルによって、同じカフェ板を使用していても
仕上がりに差が出るなと感じる結果になりました。
一緒に並べてみると、より違いが分かりますね。

…後日談…

その後、持ち帰ったカフェ板に2度塗りを行いました。
(1回目の後3日置き、2度塗り。その後2日乾燥させた状態)
無臭柿渋は塗る度に色が少しずつ濃くなっている感ように思いますが、
ESHAは色味自体はそこまで変わりがないように見えますが‥
ESHAを横から見ると、このようにオイルが浸透して
木の内部に入っていっている様子がうかがえます。
また、触った時に少しオイルっぽさを感じました。
参考になりましたでしょうか。
実は、ターナー色彩のアイアンペイント(ブラック)は 自宅でもよく使っている好きな商品なので、そちらもいつかご紹介したいなと思います。

家具のプチDIYから、ウッドデッキの塗り替え等、 ぜひ用途に合ったペイントを選んでみてくださいね!